一見仕事とは何も関係なさそうなスキルでも、仕事を円滑に進めるために必要な能力というものがあります。
聞けば実に基本的なことではあるものの、この基本的なことができなければ業務に支障が出ることも少なくありません。
会社の面接においても、基本的な能力が備わっているかどうかチェックしているケースもあるほどです。
まず必要となるのは、他人との共感力です。
自分の考えだけでなく他人の意見に共感することで理解能力が高まり、別の誰かに物事を伝えやすくなります。
常に他人の目線で物事を考えることにより、相手が何を伝えたいのか共感することができます。
次に必要となるのは、チームとしてのコミュニケーション能力です。
会社は組織であり、ほとんどが完全に独立した状態で仕事をするわけではありません。
常にチームで行動するにあたり、チーム内でコミュニケーションを深めることによってお互いの信頼関係を築き上げれば、どのような事態になっても柔軟に行動できるようになります。
続いて必要なのは、交渉力です。
交渉と聞いて先方などと交渉するイメージがありますが、社内でも同僚と交渉してシフトを変えてもらうことやトラブルをいかに速やかに解決に導けるかどうかなど、意外と様々な場面で交渉力が問われることが多々あります。
また、何らかの問題が発生した時に、問題を解決するためにどのように考えれば解決できるのかを思考するスキルも大切です。
何を考えるかよりも重要であるため、このスキルを高めるようにすれば、柔軟な思考が身に付きます。
そして、これらのスキルと共に求められるのが、仕事に対するポリシーです。
自分なりの明確なビジョンを持って仕事に取り組まなければ、目的意識もなくただ漠然と業務をこなすことになります。
基本的なスキルを身に付けたら、仕事の原動力となるポリシーを自分の中に見つけることが大事です。